ベネズエラ夫婦旅1 ~命懸けのバス移動~
10月4日 旅に出て18日目
オッラー
ブラジルのマナウスからベネズエラへやってきました。
このゲートを超えるとベネズエラでーす。
『サンタエレナ』という国境の街で休憩。
ここで問題発生…。
夫が外でタバコを吸っていたら、警官に別室に連れて行かれました。
バッグの中身を全て出すよう、靴を脱ぐよう、両手を上げるよう指示され、身体検査を…。
タバコを吸っていただけですよ!
ただ単に外国人から何かを取りたいだけ。
荷物を背にした状態で壁に向かって両手を上げさせられていたのですが、夫は警官の行動をずーっと横目で追ってました。
警官がお金を盗もうとした瞬間、夫、大声を出し、キレる 笑
直後夫を解放。
日本の警官は何だかんだ信用できますが、途上国の警官は信用なんて出来ません。
隙さえあれば何か取ってやろう、騙してやろうという考えです。
この一連のことが起こってる間、私は何をやってたと思います?
なんと!バスの中で爆睡していて、夫が別室に連れて行かれたことすら知らずにいたのです…。
もし私が起きていたら、夫は貴重品の入ったバッグを私に預けてタバコを吸いに行ったっだろうし、警官にあんな屈辱的なことをされずに済んだのに…。
ホント私最低過ぎます…。
(後日談)
旅中出会ったベネズエラ人、この町を通過した多くの外国人が本当にココは酷いところだ!と。
他の方々も同様の被害にあってるそうです。
国境付近でもう一度検問があり、警官が乗ってきて、乗客の身分証明書のチェックをしました。
ベネズエラに入った瞬間、大草原が広がっています。
テーブルマウンテンも見えてきました!
ブラジル、ベネズエラ、ガイアナに跨るブラジル最高峰の山(2,810m)“ホライマ山”も見えました。
ブラジル側では22時着と聞いていました。
夜に到着する便は避けたかったのですが、夜着以外の便はありません。
(もっと調べたらあったのかもしれませんが、私たちは調べられませんでした。)
ベネズエラ側では深夜2時着になると言ってるではありませんか…。
こんな時間にタクシーが走ってる可能性は少ないし、危険すぎる!!!
目的地の『シウダーボリーバル』のバス停付近にはホテルがありません。
ホテルまでは1kmあります。
夫一人だと何とでもなりますが、私という大荷物…。
パスポートや現金を盗まれてもどうでも良いんです。女だと最悪犯され、最悪殺される…。
乗客のベネズエラ人に私たちが降りる『シウダーボリーバル』の治安を聞いてみると、
「危ない、特にバスターミナル付近では銃も飛び交ってる。」と…。
私はどうしよう怖いよう怖いようと考えながらも、また爆睡してしまいました…。
時々目を覚ますと、外は真っ暗。街灯一つない森の中をひたすら走っています。
時間は23時になりました。
“ウパタ”というガイドブックに何の情報も載っていない様な町で数人のローカルが降り、発車したと思ったら、
夫が「今から降りるよ。急いで準備して!」
私は寝ぼけているけど、これはただごとではないと思い、急いで準備しました。
ドライバーに、「妻の体調が悪いからあのホテルの前でバスを止めて!」と、夫。
バスが急停車し、夫と私ホテルまで猛ダッシュ。
車道を渡るだけの距離でしたが、ものすごく長く感じました。
私は夫の指示通り、なすが儘に行動したのですが、後から聞くと、
「大通りにホテルの明かりが見えたからここで降りるしかないと思った。」そうな。
私は目的地に行くことしか考えてませんでしたが、夫の咄嗟の判断で、目的地よりも2時間手前の町で降りました。
バスの中から夫が見つけたお宿は“Hotel Andrea. C.A.”
朝食付き一泊BsF380(¥1,140)AC・ファン・ホットシャワー・TV・冷蔵庫・ロビーのみWiFi可。
つうか、安っ!驚
今日は本当にどっと疲れました。
って、疲れてるのは夫の方ですね。。
身体検査までされ、私という大荷物があるが為に深夜到着後どうするか頭がいっぱいでバスの中でも全然眠れてなかったはず。
...翌朝...
昨日は、私たちにはもう朝はやって来ないかもしれない。なんて思った時もありましたが(笑)、無事朝を迎えることができました。
グズグズしていられません。
『シウダーボリーバル』行きのバスのチケットを手に入れなければ。
バス停に行くと、14時にバスが来ると。
また遅れて到着する可能性大だし、来たとしても乗れない可能性もあるし、タクシーで行くことに。
ここベネズエラ、タクシーも信用できません。
流しのタクシーではなく、ホテルにお願いしました。
値段を聞くとBsF700(¥2,100)
安っ!!車で2時間も走るのに!??
そう、ベネズエラは、石油大国なんです~!
ホテルが準備してくれたタクシーだからって安心できるわけではありません。
本当にシウダーボリーバルに行くかどうかを、標識を見て逐一確認。
ホント気が抜けない国。
2時間後、無事『シウダーボリーバル』に到着!
一昨日の夕方から長い道のりだった~!!
お次は、シウダーボリーバルの街並みをご紹介。
オッラー
ブラジルのマナウスからベネズエラへやってきました。
このゲートを超えるとベネズエラでーす。
『サンタエレナ』という国境の街で休憩。
ここで問題発生…。
夫が外でタバコを吸っていたら、警官に別室に連れて行かれました。
バッグの中身を全て出すよう、靴を脱ぐよう、両手を上げるよう指示され、身体検査を…。
タバコを吸っていただけですよ!
ただ単に外国人から何かを取りたいだけ。
荷物を背にした状態で壁に向かって両手を上げさせられていたのですが、夫は警官の行動をずーっと横目で追ってました。
警官がお金を盗もうとした瞬間、夫、大声を出し、キレる 笑
直後夫を解放。
日本の警官は何だかんだ信用できますが、途上国の警官は信用なんて出来ません。
隙さえあれば何か取ってやろう、騙してやろうという考えです。
この一連のことが起こってる間、私は何をやってたと思います?
なんと!バスの中で爆睡していて、夫が別室に連れて行かれたことすら知らずにいたのです…。
もし私が起きていたら、夫は貴重品の入ったバッグを私に預けてタバコを吸いに行ったっだろうし、警官にあんな屈辱的なことをされずに済んだのに…。
ホント私最低過ぎます…。
(後日談)
旅中出会ったベネズエラ人、この町を通過した多くの外国人が本当にココは酷いところだ!と。
他の方々も同様の被害にあってるそうです。
国境付近でもう一度検問があり、警官が乗ってきて、乗客の身分証明書のチェックをしました。
ベネズエラに入った瞬間、大草原が広がっています。
テーブルマウンテンも見えてきました!
ブラジル、ベネズエラ、ガイアナに跨るブラジル最高峰の山(2,810m)“ホライマ山”も見えました。
ブラジル側では22時着と聞いていました。
夜に到着する便は避けたかったのですが、夜着以外の便はありません。
(もっと調べたらあったのかもしれませんが、私たちは調べられませんでした。)
ベネズエラ側では深夜2時着になると言ってるではありませんか…。
こんな時間にタクシーが走ってる可能性は少ないし、危険すぎる!!!
目的地の『シウダーボリーバル』のバス停付近にはホテルがありません。
ホテルまでは1kmあります。
夫一人だと何とでもなりますが、私という大荷物…。
パスポートや現金を盗まれてもどうでも良いんです。女だと最悪犯され、最悪殺される…。
乗客のベネズエラ人に私たちが降りる『シウダーボリーバル』の治安を聞いてみると、
「危ない、特にバスターミナル付近では銃も飛び交ってる。」と…。
私はどうしよう怖いよう怖いようと考えながらも、また爆睡してしまいました…。
時々目を覚ますと、外は真っ暗。街灯一つない森の中をひたすら走っています。
時間は23時になりました。
“ウパタ”というガイドブックに何の情報も載っていない様な町で数人のローカルが降り、発車したと思ったら、
夫が「今から降りるよ。急いで準備して!」
私は寝ぼけているけど、これはただごとではないと思い、急いで準備しました。
ドライバーに、「妻の体調が悪いからあのホテルの前でバスを止めて!」と、夫。
バスが急停車し、夫と私ホテルまで猛ダッシュ。
車道を渡るだけの距離でしたが、ものすごく長く感じました。
私は夫の指示通り、なすが儘に行動したのですが、後から聞くと、
「大通りにホテルの明かりが見えたからここで降りるしかないと思った。」そうな。
私は目的地に行くことしか考えてませんでしたが、夫の咄嗟の判断で、目的地よりも2時間手前の町で降りました。
バスの中から夫が見つけたお宿は“Hotel Andrea. C.A.”
朝食付き一泊BsF380(¥1,140)AC・ファン・ホットシャワー・TV・冷蔵庫・ロビーのみWiFi可。
つうか、安っ!驚
今日は本当にどっと疲れました。
って、疲れてるのは夫の方ですね。。
身体検査までされ、私という大荷物があるが為に深夜到着後どうするか頭がいっぱいでバスの中でも全然眠れてなかったはず。
...翌朝...
昨日は、私たちにはもう朝はやって来ないかもしれない。なんて思った時もありましたが(笑)、無事朝を迎えることができました。
グズグズしていられません。
『シウダーボリーバル』行きのバスのチケットを手に入れなければ。
バス停に行くと、14時にバスが来ると。
また遅れて到着する可能性大だし、来たとしても乗れない可能性もあるし、タクシーで行くことに。
ここベネズエラ、タクシーも信用できません。
流しのタクシーではなく、ホテルにお願いしました。
値段を聞くとBsF700(¥2,100)
安っ!!車で2時間も走るのに!??
そう、ベネズエラは、石油大国なんです~!
ホテルが準備してくれたタクシーだからって安心できるわけではありません。
本当にシウダーボリーバルに行くかどうかを、標識を見て逐一確認。
ホント気が抜けない国。
2時間後、無事『シウダーボリーバル』に到着!
一昨日の夕方から長い道のりだった~!!
お次は、シウダーボリーバルの街並みをご紹介。
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